PlayStation版「ファイナルファンタジー7」解説

1997年にPlayStation用ソフトとして発売された「ファイナルファンタジーVII」(以下、FFVII)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が世に送り出した、ファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトル第7作目です。当時としては革新的なグラフィックと重厚なストーリー、そして魅力的なキャラクターたちによって、世界中で大ヒットを記録し、今なお多くのファンに愛される不朽の名作RPGとして語り継がれています。

目次

PlayStationの性能を最大限に引き出した革新的なグラフィック

FFVIIは、シリーズ初のPlayStation用ソフトとして開発され、当時としては最先端の3DCG技術を駆使することで、これまでのシリーズ作品とは一線を画す美しいグラフィックを実現しました。フィールド画面では、事前にレンダリングされた背景CGの上に、3Dポリゴンで表現されたキャラクターが滑らかに動き回るという、斬新な表現手法が採用されています。

また、戦闘シーンやイベントシーンでは、キャラクターの表情や動きがよりリアルに描写され、プレイヤーの感情移入を促進しました。さらに、プリレンダムービーと呼ばれる高品質なCGムービーが随所に挿入され、ゲームの世界観をドラマティックに演出しています。これらの要素が相まって、プレイヤーはFFVIIの世界に深く没入し、壮大な物語を体験することができるのです。

奥深い戦略性とカスタマイズ性を生み出す「マテリアシステム」

FFVIIの戦闘システムは、シリーズでおなじみのアクティブタイムバトル(ATB)を継承しつつ、新たな要素として「マテリアシステム」が導入されました。マテリアとは、武器や防具に装着することで、魔法や特殊能力を使用できるようになるアイテムです。マテリアには、「ファイア」「ブリザド」「ケアル」といった魔法マテリアや、「ぬすむ」「みやぶる」といったコマンドマテリア、「ぜんたいか」「ぞくせい」といった支援マテリアなど、様々な種類が存在します。

プレイヤーは、キャラクターの装備にマテリアを自由に組み合わせることで、戦闘スタイルをカスタマイズすることができます。例えば、「ファイア」マテリアと「オール」マテリアを組み合わせることで、強力な全体攻撃魔法「ファイガ」を習得することができます。また、「ぞくせい」マテリアを武器に装着すれば攻撃に属性を付加することができ、防具に装着すれば特定の属性攻撃への耐性を上げることができます。

このように、マテリアシステムは、プレイヤーに高い自由度と戦略性をもたらし、FFVIIの戦闘をより奥深く、そしてやり応えのあるものにしています。

魅力的なキャラクターたちが織りなす重厚なストーリー

FFVIIは、魅力的なキャラクターたちが織りなす重厚なストーリーも大きな魅力です。主人公のクラウドは、元ソルジャーの傭兵として、反神羅組織「アバランチ」の依頼を受けて、魔晄炉爆破作戦に参加します。しかし、その作戦の中で、クラウドは自らの過去と向き合い、星の運命をかけた壮大な戦いに巻き込まれていくことになります。

クラウドの他にも、活発な花売りの少女エアリス、幼馴染の格闘家ティファ、冷静沈着なバレット、陽気なパイロットのシドなど、個性豊かな仲間たちが登場します。各キャラクターには、それぞれ異なる背景や目的、葛藤があり、ストーリーが進むにつれて彼らの内面が深く描かれていきます。プレイヤーは、彼らとの交流を通して、FFVIIの世界をより深く理解し、物語に感情移入していくことができます。

多種多様なミニゲームで遊びつくそう!

FFVIIには、本編のストーリー以外にも、様々なミニゲームが用意されています。ゴールドソーサーと呼ばれる遊園地では、チョコボレース、バスケットゲーム、3Dバトラー、モグ・はうすなど、多種多様なミニゲームを楽しむことができます。

これらのミニゲームは、本編とは異なる遊びを提供してくれるだけでなく、クリアすることでアイテムやマテリアなどの報酬を得ることもできます。また、ストーリーを進める上で必須となるミニゲームも存在し、プレイヤーは様々なチャレンジに挑むことになります。

今もなお色褪せない名作の魅力

FFVIIは、PlayStationの普及期に発売され、その後のゲーム業界に大きな影響を与えた作品です。美麗なグラフィック、重厚なストーリー、魅力的なキャラクター、自由度の高い戦闘システム、そして豊富なミニゲームなど、FFVIIの魅力は多岐に渡ります。

発売から20年以上経った今でも、FFVIIは多くのファンに愛され続けており、リメイク版やスピンオフ作品が制作されるなど、その人気は衰えることを知りません。FFVIIは、時代を超えて愛される名作RPGとして、これからも多くのプレイヤーを魅了し続けることでしょう。

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